昨日、今日と箱根駅伝が開催されましたね。
今年は第100回大会ということで、予選の段階から、例年以上に盛り上がったように
思います。
関東以外の大学にも予選会への参加権が与えられたり、予選会通過枠が10から13に
増やされたりしましたが、ふたを開けてみれば、いつもの関東の常連校ばかり。上位
23校(内10校は前年大会10位以内のシード校)に入るのは至難の業ですよね~。
恐らくそうだろうとは思っていましたが、やっぱり各都道府県のそうそうたる高校生
ランナーが、卒業したら関東の常連校に推薦で進学するのだから当然ですよね。
昔、私の知人が某常連校に進学し、箱根駅伝に出場したことがあります。小さいとき
から、地元では別次元の走りだったにもかかわらず、箱根駅伝を走るメンバーの中では、
「ふつうの人」だったので、「この舞台に選ばれる選手のレベルはどうなっているんだ
!?」と当時は衝撃でした。
私は、物心ついた時から、正月は箱根駅伝を見るようになっていました。
最初は、早稲田の渡辺康幸さんの走りに衝撃を受けました。当時の早稲田は、監督が
瀬古利彦さんで、エースの渡辺康幸さんを中心に無敵だったので、「めちゃくちゃ格好
いいな~」と思って見ていました。
その後、昨年から駒澤大学の監督になった藤田敦史さんが出てきて、一気に駒澤ファン
になりました。更に、地元加古川が誇る神屋伸行さんも駒澤に入ったこともあり、私の
駒澤好きは不動のものとなりました(笑)。
駒澤と言えば、やっぱり大八木弘明総監督の存在感が半端ないですよね~。以前運営
管理者の中から「男だろ!」と発言したのが物議をかもしましたが、個人的には大八木
監督らしくていいな~と思って聞いていました。
普段から監督と選手の間で培われてきた関係性があるからこその発言だから、それを
言われた選手は「よっしゃー!もうひと踏ん張りするぞー!」ってなるに決まってますよ。
「それを知らない外野がとやかく言う話ではないよな~」と当時は思いましたね。
「〇〇が言うからこそ、相手に効く(刺さる)」という最たる例ですよね~。
私は、今でこそランニングが日課ですが、小さい時から陸上競技をやったことはあり
ませんでした。それでも、箱根駅伝だけは、毎年欠かさず見ています。箱根駅伝を題材に
した小説やドラマ、ドキュメンタリーも必ずチェックしています。
「走って、襷をつなぐ」というシンプルな競技ですが、そこには、「血の滲むような
努力」「仲間との友情」「ライバルとの切磋琢磨」という青春の全てが詰まっていて、
なぜか惹かれるんです。ゴールするときはいつも涙がこみあげてきます。
私は、中学校の時しかまともに部活(ソフトテニス部)をしていませんが、何か当時の
思い出と重ね合わせているのかもしれないなあと思います。
毎年、箱根駅伝が始まるとワクワクして、終わると懐かしい気持ちになるんです。
不思議ですよね~。箱根駅伝がなくならないのは、こんな想いを抱く人がたくさんいるから
なのかなあと思います。
今年は、青学の圧勝でしたが、青学VS駒澤の一騎討ちの構図は当分の間続きそうな気が
します。来年は駒澤はリベンジするのか?それとも青学が連覇するのか?今から楽しみで
仕方ありません。
私は、今年はフルマラソン完走を目標に頑張りたいと思います。